妊婦さんも、ちょっと予習をお勧めします。
こんにちは!助産師みやざきじゅんこです。
(青字やバナーをクリックしていただくと、関連記事にリンクしています。)
ひな祭りですね。初節句を迎えるご家族もいるかしら。
おめでとうございます。
お子様の健やかな成長を、陰ながら、勝手に願っています。
この3月3日。
毎年、思い出す出来事があります。もう何年経つのだろう。
東京の病院で、仕事をしていた頃のこと。
毎年毎年、思い出します。
あのご家族は、今、どこでどんなふうに成長し、どうしているんだろう。
笑顔で過ごしているといいなと願いながら、想っています。
助産師として、幸せもいっぱいもらえる現場ですが、一方では、ずーーっと忘れられない悲しい出来事も体験しています。
「出産は、病気ではない」
確かにそうです。でも、何があるか分からないのが出産でもあります。
妊娠中の女性の身体は、見えるところだけでなく、ホルモンの状態だったり、ものすごい変化します。
見かけ上、元気で健康であっても。
特に産後の身体は、交通事故で内臓損傷に近い重篤な状態。だけど歩けるから、一見元気に見えます。ただ、見えないところで、身体は頑張っています。
ホルモンの状態も、エベレストから落下するくらいの大きな急激な変化をしています。
身体や心は、ほんとに激しく変化しているのが、女性の出産体験です。
ご自身の身体や心のこと、パートナーの身体や心のこと。
ちょっと予習しておくことをお勧めします。
お産のことだけではなくて、産後の母乳育児や赤ちゃんのいる生活とか。
知っておくことで、準備して、リスクを減らす事ができるかも知れませんね。
命に関わるような大きなことではなくても、予測しなかったことが起きることがあります。
もちろん、確率は低いかも知れない。
ただ、心の変化は、間違いなく知っているだけでも、冷静に対処できる事があるように思います。
安心して、お付き合いできる、あなたの味方である助産師でありたいです。
このご時世、病院の母親学級などのクラスは、ほとんどが動画配信を一方的に見る感じのことが多いと聴きます。
ぜひ、子育て支援ひろばで開催している妊婦支援・マタニティーの日に足を運んでみてはいかがですか?
地域で活動する助産師がお待ちしています。
助産師じゅんこは、3月5日(金)と26日(金)になごみサーカスさんを担当しています。
(なごみサーカスさんのチラシと日程が変更になっています。お気をつけください!)
一人一人が手洗いうがいを丁寧に行い、3蜜の回避(密閉・密集・密接)での感染予防をして行きましょう。ではでは、また。
ママとベビーの伴走者
浜松市北区 母乳と子育てのかかりつけ相談室
【にぎにぎCHU(にぎにぎちゅ)助産院】
宮﨑順子