「ひとごとではない…。 」そんな風に心の中で思ったお母さん、いるのではないでしょうか?
こんにちは!助産師の宮﨑順子です。
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母親が、2歳児を自宅マンション5階から落とす。
父親の制止を振り切って…。
とってもとっても、ショッキングで、悲しすぎるニュース。
悲しくて、涙が出ます。
このような事件が起きるたびに、【産後うつ】という言葉がでますね。
今回のケースでは、
虐待が日常的にあったのでもなく。
突発的な行動とのこと。
ひとごとではない…。
そんな風に心の中で思ったお母さん、いるのではないでしょうか?
表向きには、私は子育ての支援者です。
が、主な役割として、日常生活の大部分が母親。
子どもに振り回され、イライラもするし、大きな声で子どもたちに向かうこともあります。
虐待、そこには身体的だけでなく精神的なものも含めると、常に隣り合わせ。
紙一重のところにいるのです。
気持ちのコントロール。
ギリギリのところで、とどまっている…。
そんなときが、正直あります。
子どもたちがもっと小さかったころは、今よりももっともっと、ぎりぎりのところにいて、ひとり夜中に泣いたこともある。
子どもに対する自分の行動。
おおきな声をあげることさえも、言葉の暴力、精神的虐待なんじゃないか…。
母親としての不甲斐なさ。
余裕のない自分。
情けない自分。
どんどん負のスパイラルにはまっていった日もありました。
ほんとに他人ごとではない。
ちょっとだけ…。
ほんのちょっとだけ、まだ理性が勝っているだけ。
どうしたら、このような悲しいニュースが減るんだろう。
核家族化・出産年齢の高齢化。
いろんな時代背景に合わせて、もっともっとサポート体制が整うこと。
わたしにできるサポートは、お母さんのそばにいる存在であること。
まだまだ、未熟でちっちゃな力しかないけど、できることをしていこう!!。
【産後うつ】
これは、専門家の治療が必要です。
「今思えば、私も産後うつだったかもしれない」
そんな風に言うお母さんも多いです。
気分の浮き沈みは、だれしもあると思うんですね。
女性は、産後だけでなく、普段からありませんか?
特に産後に多いのは、事実です。
【産後うつ】は、精神科医の診断が必要なのです。
きちんと専門家のアドバイスの元、治療していく疾患です!
【産後うつ】の疾患が、言葉だけが気軽に使えるような疾患にならないように。
軽く考えられてしまいませんように。
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宮﨑順子