知らないということが、怖い。悲しすぎます。
6カ月の赤ちゃんが、はちみつが原因で命を落としてしまいました。
あなたは、「1歳まで、はちみつは与えてはいけない」ご存知でしたか?
知らないということが、いのちを落としかねない。
これほど怖いことはありません。
そして悲しすぎます…。
乳児ボツリヌス症
はちみつの中にはボツリヌス菌が混じっています。
まだ未熟な赤ちゃんは、腸でのボツリヌス菌が繁殖し、乳児ボツリヌス症を引きこ起こすことが言われています。
ボツリヌス菌は、熱に強く、加熱しても死滅しません。
最近は砂糖ではなく、はちみつで甘味を使うレシピも増えています。
パンやクッキーにも使われていることがありますので、気にかけてくださいね。
お母さんだけでなく、お父さんや周りのご家族でも、今一度確認をして、情報を共有することをお勧めします。
では、母乳育児中のお母さんがはちみつを摂るのも避けるのか…。
母乳育児中のお母さんがはちみつを食べても、菌が母乳中に移行し問題となることはありません。
授乳中でもはちみつを口にしても大丈夫です^^
信頼できるサイトや育児書、参考書を手にしてほしい
育児は、やはり知る、学ぶ姿勢ってとても大事だなぁ。
赤ちゃんを育てる、子どもをひとり育てるのって、ものすごい責任と覚悟が必要だなと思うんです。
知らないことを学ぶのって、知らないことにも気づかないという現実もありますね。
アンテナを張って、情報を得る。
ネットなどには、一般のお母さんの離乳食のメニューが載っていたり、やはり便利な世の中です。
何かを勉強するときには、専門家の信頼できるサイトだったり、育児書、参考書を手にしてくださいね。
私も、誤った情報をお届けすることがないように心がけています。
ベビー系の教室もたくさんあり、お母さんが笑顔になることはとても素敵なことだと思っています。
でも、私のところに来てくださる方は、私の「助産師」としての専門性を頼ってくださる方が多いです。
気を引き締めて、お手伝いしていきます。
最後に、
1歳未満の赤ちゃんにはちみつは与えてはいけません。
ぜひ覚えておいてほしいです。
ママのぽけっとクラスでは、育児に関する気になるあれこれをお母さんと考えていきます。
●4月14日(金)
●4月25日(火)
お待ちしています。
にぎにぎCHU助産院 宮﨑順子