人とのおつきあいには、ジェンダーや、価値観、同意、自己肯定感、境界線(バウンダリー)などが大きく影響します。

こんにちは!助産師みやざきじゅんこです。
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来週から、お天気マークが増え、梅雨が明けるのかな?
暑くなりますね〜。

  「交際」は、人と人とのお付き合い。

午前中に、大人も学び直している性教育。
「交際」をテーマに話しました。

日本では、中学2年生くらいで、「(男女)交際」を習うことになっているんだけど。
参加者さんで習った記憶はほとんどなし。

「習ったっけ?え?習ったの?」
みんなで首を傾げていました。

中学校の頃は、どちらかというと、「交際はまだ早い〜」みたいな空気の方が多く、お付き合いしているカップルとかはどこか大人びて見えていたような。

「男女交際禁止!」
みたいな学校が今もあるのかな?どうですか?

交際というと、男女の恋愛の交際がイメージされますか?
これもある意味、先入観が入っていますね。

交際は、人と人とのお付き合い。
国際セクシュアリティ教育ガイダンスでは、幼児期から、【家族・友情・愛情などの人との付き合い方】を学ぶように書いてあります。

そうなんですよね。

急に、始まるのではなくて、生まれたその瞬間から、赤ちゃんと大人との交際が始まっているんですね〜。

そこに、成長とともに、特別な感情が芽生えてくることも自然なこと。
ただ、そういう思いがないのも性の多様性として理解していきたいです。

両親や周りの大人たちの関係を観察しながら、育ってきた価値観。
ジェンダーバイアスも生まれます。

幼児期から大人や友達との交際の延長上に、特別な存在・感情が芽生えていくんですね。

幼少期から、家庭で、社会の暮らしの中で、時には歪んだ恋愛の価値観を持ってしまうこともあるでしょう。

AVなどのファンタジーの世界を、現実に盛り込んで、「こういうものだ。」「これがかっこいいんだ」と本気で思っている子供も、いや大人もいますね。
とても怖い事です。

知らず知らずのうちに、うっかり加害者になっていることも。
「あなたのためを思って」と大人から愛情という名の支配・束縛を受ければ、子どもの交際・人間関係にもつながってきますね。

人とのおつきあいには、ジェンダーや、価値観、同意、自己肯定感、境界線(バウンダリー)などが大きく影響します。

ご参加いただいたお母さんも、たくさん頷きながら、メモをとりながら聞いてくれました。

幼児期からの人との付き合い。
将来の、子供たちの人生の土台作りは始まっていますね。

家庭でできること、お母さんやお父さんから伝えられること。
どんなことがあるでしょうか?

ハッと気づいて、なんとなくではなく、子供と向き合うきっかけになると嬉しいです。

会話の中で、とっても嬉しい報告もありました。
また改めて!

「また今度、記事にしよう!」と思っていると、タイミングを逃しているので。
今日のことは今日のうちに!自分を「頑張ったね」となでなで。

夏休みに入ってくるので、大人向けの性教育は一旦お休みです。
4月から再開して、反省点、やっぱりこうしようとか、色々考えています。

まだまだ発展途上の講座ではありますが、参加者してくださる方がいることに心から感謝いたします。

もし、「こうして〜」とか、「これ日程合わなかったけど聞きたい!」とかご要望があれば、遠慮なくご意見ください!

夏休みは、「親子向けのいのちのお話」。
こちらもありがたいことに満席です。

こちらの準備も始めます!
参加の皆様、楽しみにしていてくださいね〜。

ライン
テーマは未定ですが、「大人も学ぼう!性教育」開催日時だけお伝えしておきます

●9/9(木)
●9/28(火)
●10/8(金)
●10/19(火)
で予定しています!

この日にこのテーマで!ってのがあれば、そんなご意見もお待ちしています。

ライン

一人一人が手洗いうがいを丁寧に行い、3蜜の回避(密閉・密集・密接)での感染予防をして行きましょう。ではでは、また。

 

申し込み

ママとベビーの伴走者
浜松市北区 母乳と子育てのかかりつけ相談室
【にぎにぎCHU(にぎにぎちゅ)助産院】
宮﨑順子