【開催報告】大人も学ぼう!性教育〜性器タッチ(性器いじり)
こんにちは!助産師みやざきじゅんこです。
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梅雨入りが早かったけど、思いのほか雨があまり降らず過ごす日が続いていましたが、梅雨らしい予報になってきました。
大人も学ぼう!性教育
「大人も学ぼう!性教育」〜性器タッチ(性器いじり)をテーマに開催しました。
参加者様同士での対話も大切にしています。その対話こそ、とっても有意義なものとなっています。
今回は、前日キャンセルの連絡が続き、私とマンツーマンでの開催になりました。
それでも、いろんな話をし、包括的性教育は、いろんなアプローチで体に染み込んでくるのではないかと感じています。
性 器タッチ(性器いじり)
「え〜〜〜、女の子でもあるんですか?」とびっくりされていました。
女のでも、男の子でも変わりはありません。
「どうやめさせたらいい?」
「どう受け止めればいいですか?」
というようなことをよく聞かれます。
乳幼児期の性的な発達段階において、フロイトの精神性的発達理論が一つの参考にして考えてみました。
性的発達段階として、「うんち」「おしり」「ちんちん」「おっぱい」などの言葉を連呼したり、とても自然なこと。
なんら問題はありません。
また、自分の性器を触れることも、身体的にも、心理的にも、医学的にも何ら問題はありません。
3ヶ月くらいで、自分の手の存在に気づき、ニコニコ笑っている。
みているこちらも微笑ましく、成長を喜んだ記憶ありませんか?
成長して、自分の身体を探索し、性器に気づく。
発見した子どもが、嬉しそう。
だけど、大人は正気というところで、何だかモヤモヤと心がざわつきます。
「どうしたら辞めさせることができますか?」というような気持ちになり、不快感を持ってしまうこともあるんですね。
やはり、大人たちが成長する過程で、性器に対しての嫌悪感や羞恥心があるからでしょう。
性器は、大切な場所。
そもそも、自分の身体で触ってはいけない場所なんてないはずですから!
ちょっとルールを伝える事もお勧めします。
●清潔な手で、優しく触れようね
●一人っきりの場所でしようね
小さい頃からの日々の暮らしの中の積み重ねで、子どもたちの性の土台はできています。
性器タッチ(性器いじり)も、性を大切に肯定的に伝えるか、抑圧的な罪悪視する禁止のメッセージを伝えるか・・・。
子どもの価値観にとても大きな影響がありますね。
思春期以降のお話もしました。
私と二人の講座でしたが、ご参加心からありがとうございました!
秋以降、また同じテーマでもやっていまします。お待ちくださいね。
●6月25日(金)「第2次性徴」
●7月5日(火)「性犯罪・性暴力」
●7月9日(金)「交際学〜出会いと別れ〜」
をテーマに、大人たちで学びましょう。
一人一人が手洗いうがいを丁寧に行い、3蜜の回避(密閉・密集・密接)での感染予防をして行きましょう。ではでは、また。
ママとベビーの伴走者
浜松市北区 母乳と子育てのかかりつけ相談室
【にぎにぎCHU(にぎにぎちゅ)助産院】
宮﨑順子